「くのいち夜伽修行~修行相手は僕の兄でした~ 」の感想
オリジナリティのある設定とシチュエーションのネトラレ作品でした。
ヒロインの紫苑ちゃんのスタイルがエロくて良かったです。
主人公の兄とのエッチの快楽に少しずつ溺れていき、それを見守ることしかできない主人公の描写がエロい。
70ページでエッチシーンの分量もかなりあり、満足度が高かったです。
幼い頃からずっと一緒にたくさんの思い出を積み重ねてきた大切な幼馴染が夜伽修行という名目で兄に抱かれることになり、ゆっくりじっくり時間をかけて身も心も寝取られていくお話です。
ここではっきりしたいことは、主人公とヒロインはお互いのことが好きな「両想い」の仲だったのとこの作品は紛れもない正真正銘のNTRモノだということですね。(紫苑は新蔵に指輪をもらって本当に嬉しそうな表情をしていましたのでこの時点まではまだ新蔵に気があったからです)
初めはくのいちとしての修行に過ぎなかったのが修行を重ねるたびにどんどんエスカレートしていくヒロインと兄の関係が丁寧に描かれており、かなりの喪失感を味わえました。
また、いろんな心情描写を通じて主人公がどれだけ幼馴染のことを好きだったのか、兄に取られてしまった悲しみと絶望を感じているのかが自然に伝わってきて、彼らの濃厚なセックスをただ見ていることしかできない主人公の無力感を目いっぱい感じられてとても素晴らしかったです。
特に終盤のヒロインの方から自らの意志で抱かれに行くようになる流れは寝取られとして非常にたまらないポイントでした。
NTRはものすごく精神的ダメージを受けるので自分が一番ハマっているジャンルでもあります。
昔からずっと好きだった大切な幼馴染を他の男に奪われる絶望感と喪失感をこれでもかってくらい味わえるこの作品こそがまさに究極の寝取られ作品と言えるべきでしょう。
こういう救いのないNTRモノが好きな者として、作者さんの寝取られへの情熱と愛を感じられてこれ以上ないほど楽しめることができました。
今年のTOP5に入る素晴らしい作品だったと自信を持って言えます。
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「くのいち夜伽修行~修行相手は僕の兄でした~ 」のあらすじ | ストーリー
時は戦国時代。
人里離れた山奥に、戦国大名の覇道を影で支える忍者を育てる村があった。
新蔵は、修行を共にして育ってきた幼馴染の紫苑に密かな想いを抱いていた。
美しい容姿を持つ、くのいちには年頃になると女の技を磨く夜伽修行が待っている。
武術において類まれな才能を持ち、美しい容姿の紫苑は通例よりも数年早い
夜伽修行を言い渡される。
そして修行相手として師匠に指名されたのは、新蔵の兄のひゅうがだった。
かくして新蔵の目の前で、紫苑は兄を相手に、女の技を磨き、くのいちになっていく。
そして紫苑の女性としての気持ちには変化が起きていく・・・。