「 俺の幼なじみがあまあまカワイイ2 」の感想
同人サークル「くりもも」の最新作で、『俺の幼なじみがあまあまカワイイ』の続きです。
最初に本作に対する筆者の感想を述べると、前作では(あとがきなどに書いてありますが)男の子が先走り過ぎで、
脱がした後に服を褒めるなど微笑ましい感じだったのですが、くりもも作品としては女の子側の心理描写が少な目だったので、それを補完した内容になっていると感じました。
サークル主である絵師/漫画家である、つかこ先生は同人サークル「くりもも」の活動で知ったという方も多いのではないかと思います。
筆者もそのようなファンの一人で、女性的な感性を男性向けのエロ漫画に反映するという点において、俊逸なものを感じていました。
まず、基本的な作話なのですが、女性側の心理描写などが比較的しっかりしている作品が多い傾向にあります。
同人の方では、特定のカプに並々ならぬ拘りを感じることが多く、(近年は「幼なじみ」のカップルを描くことに並々ならぬ情熱を向けていると感じます)
内容としては、コミカルな展開も多々みられますが、純愛もの一択で、後読感も良好ですので、温かなエロ漫画を求めている方には是非おすすめです。
また、つかこ先生の特徴としては、その絵柄が挙げられると思います。DMMさんの古参ゲームの『千年戦争アイギス』で起用されたときも同様だったのですが、
肉感の良い女の子を描くことについては、本当に俊逸なものがありますので、是非一読をと思います。
また、女性作家さんらしく、全体的に可愛らしい雰囲気の作画で、コミカルな場面でのキャラの崩し方・表情の表現など素晴らしいものがあります。
エロシーンでの描写ももちろんのことですが、その他のシーンでも表情がコロコロと変化するので、普通に漫画として読んでも、女の子の可愛らしさに癒されるような感覚があり、とてもおすすめです。
最後に、ファンの方ならば、既にご存知のことかと思いますが、カプへの拘りという点を除けば、商業作と同人作で作品全体の雰囲気があまり変わらないという点も大きなプラスポイントではないかと筆者は考えます。
なので、本作が気に入ったユーザーさんは、同人作だけでなく、商業の方もチェックしてみてもよいと思います。逆もまた然りで、商業の方で知っていたユーザーさんの場合も基本的な雰囲気は変わりないので、十分に楽しめるのではないかと思います。
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「 俺の幼なじみがあまあまカワイイ2 」のあらすじ | ストーリー
まひると夕夜(ゆうや)は幼なじみ。
両思いになれた二人だったが、ヘタレな夕夜はまひるに上手く話しかけられずにいた。
そんな時、まひるから「わたしの部屋で一緒に勉強しない?」と誘われ…。
もどかしいカップルがお互いに気持ちをぶつけあうハッピーいちゃラブ本第2弾。