「 続 ぼくだけがセックスできない家 」の感想
厳密には誰も悪くなく、強いて言うなら主人公自身を責めるしかない。だがそれこそが残酷。まさにBSSですね。とにかく主人公が惨めな、とても惨めな思いをし続ける話に打ちのめされます。
主人公に感情移入するのを前提としたNTRやBSSものに求められる「最後に残るかすかな救い」「当人たちの納得」「報復」といった趣のある要素は全く存在しないため、最後まで無慈悲で凶暴な流れに胸が抉られることでしょう。
例えば普通のNTRやBSSが好きがホラー映画愛好者とするなら、これはスプラッタ、ゴア映画を観てしまったとでもいうべきでしょうか。
NTR、BSS好きにはかなり刺さると思いますが、ある程度そのあたりは踏まえて読まれるとよろしいでしょう。もっとも続編なのでそのあたりは問題ないでしょうが……
実用性は非常に高いですね。
紅村かる先生の単行本は二冊とも持っていますが、全作品の中でも一番エロかったように思えます。
射精シーンも回数多めで抜きどころを沢山作ろうという配慮が窺えますし、絵も描写もやはり高水準。
スワップの最後に成長した黒髪ロングの姿は唸らざるを得ませんでした。この子すごい。ギャルのほうが好きだけど。
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「 続 ぼくだけがセックスできない家 」のあらすじ | ストーリー
あの日、グループ課題のため僕の家に集まったクラスメイトの二人、
藍沢さんと本田さんは、ぼくの兄弟に抱かれた…。
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BSS(僕が先に好きだったのに)ジャンルで好評いただいた前作、
「ぼくだけがセックスできない家」の続編です。